この前、雨の中高速道路を走っていて
「よく高速道路って水たまらないよな〜」と感心した事があります。
前が見えないぐらい雨が降り続いているのに水はけがいいんですよ!
そんなこんなで高速道路について調べてみると進化しすぎていたのでサッと紹介していきます。
この記事で分かる事
- なんで高速道路って水捌けがいいの
- 高速道路に求めるもの
- 一般道路と高速道路で使われるアスファルトの違い
道路はわざと傾けて作られている
日本の道路はわざと傾けて作られている事を知っていました?
正直に白状すると、僕は知りませんでした。お恥ずかしい
では、なぜ傾いて作られているのか?これには、日本の雨事情があります。
日本は雨が多く、道路に水が溜まってしまう事があると走りにくかったり、ハンドルを取られたりと事故に繋がる事が考えられます。
なので、こう言った事を防ぐために、わざと傾けて作ることにより雨を外側に逃す構造にしている。これは、高速道路も同じです。
高速道路に求めるもの
高速巡航が当たり前の高速道路では、スピードを出す車も多く危険が伴います。
そこで高速道路に求めるもの、それは排水性と騒音性!
道路を傾けて作っているとはいえ雨の日は、雨が溜まる事でハンドルが取られ制御が効かなくなるハイドロプレーニング現象も起こりやすくなります。
排水のことも考えているとはいえ、高速道路は少しの事大きな事故につながります。
騒音については、近くにマンションが立ち並んでいたり住宅街が近い騒音の苦情が入ったりします。
一般道路と高速道路で使われるアスファルトの違い
一般道路と高速道路で使われているアスファルトには違いがあります。
道路の構造として何層にもアスファルトが重ねられている舗装道路。
その一層目が
で変わっています。
それぞれの特徴として、
一般道路・密粒度アスファルト舗装
高速道路・高機能舗装
密粒度アスファルト舗装の特徴
- 日本全国の一般道路で使われている
- 施工、補修が簡単
- コストが低い
高機能舗装の特徴
- 主に高速道路で使われている
- 水捌けがいい
- 騒音効果がある
以前は高速道路にも密粒度アスファルト舗装が使われていましたが、
高速道路では排水機能が不十分でそれよりも排水性の良い高機能舗装が開発されました。
高機能舗装は舗装表面に隙間があり、排水性が良くなっています。
高速道路を走っていると急にサッーっと静かになるところがありませんか?
更にその隙間があることで空気が圧縮されにくく騒音も発生しにくくなっている
今現在、高速道路の約80%が高機能舗装になっている。
まとめ・高機能舗装すげー
ここまで、たらたらと小難しい事を書いてきましたが
高速道路は日々進化していて、
- 排水性
- 騒音性
が改善されている。
走りやすくなってるし、ハイドロプレーニング現象も起こりにくくなっている!
簡単にいうと高機能舗装すげー
という事です。
今回は高速道路を実際に走ってみて、気になった事を調べてみました。
調べていくうちにどんどん気になる事が出てきておもしろかったですね。
ただ高速道路の老朽化や、交換頻度が5年に1回とコスト面が凄いことになってそうなのは気になりましたね。
おしまいっ。
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